2014年3月28日金曜日

「大津研ブログ」もぜひご覧ください

きのう、きょうと、こまぎれの時間が少しできたので、これまで書く時間がなかった情報を「大津研ブログ」に掲載しましたので、ご覧ください。
http://oyukio.blogspot.jp/

学部生、院生の皆さんは東京言語研究所についての記事をぜひ読んでください。春期講座は明海大学生や明海大学院生で満ち溢れる状況になったら、わたくしも(そして、研究所の運営委員長を務める西山佑司さんも)幸せです。

そう言われたら、来るよね、みなさん!


2014年3月25日火曜日

たまには、こんな記事も

姉妹ブログの「大津研ブログ」に(おそらくこの春休み唯一の)休日のことを綴りました。

http://oyukio.blogspot.jp/2014/03/blog-post_25.html


2014年3月24日月曜日

来年度大津ゼミ生の皆さんへのメッセージ、プラス、4月大津の部屋---おひまなら来てよね

卒業式も終わり、大学はいよいよ新学期へ向けて動き出します。毎年のことですが、この時期、とてもうきうきした気分になります。こんどの年度はどんな出会いがあるだろうかと考えるだけでわくわくします。

大津ゼミ志望の皆さん、ゼミは学年暦どおり、4月8日から始めます。遅刻したり、体調を崩して欠席することがないように気をつけてください。なお、大津ゼミをとる皆さんは金曜日5限の、わたくし担当の「英語学特講」も併せて受講してください。両者が相まってよい効果をもたらすはずです。

ひと月に1度か、2度、午後6時からニューマリンズで開催する「大津の部屋---おひまなら来てよね」を4月11日に開催します。大津やその仲間たちと話したいかたはどなたでもかまいません。学生、院生、教職員、卒業生、浦安市民のみなさん、ぶらりと立ち寄ってください。お待ちしています。


2014年3月18日火曜日

新学術領域研究 「こころの時間」

新学術領域研究「こころの時間学」のfacebookが立ち上がったという記事を姉妹ブログの「大津研ブログ」に掲載しました。
http://oyukio.blogspot.jp/2014/03/facebook.html

この研究プロジェクトには西山佑司さんもメンバーとして加わっています。また、明海大学でも関連のイベントを開催する予定です。

ご期待ください。

2014年3月14日金曜日

西山佑司さんの最終講義


明海大学副学長、同大学外国語学部教授の西山佑司さんの最終講義が昨日(2014年3月13日)に開催されました。

悪天候の中、参集してくださったおよそ100名の聴衆を前に、「単純な文ほどむずかしい ―意味の科学からコトバ教育を考える―」という演題で、主としてコピュラ文を題材に1時間30分にわたってお考えを披瀝してくださいました。以下が、西山さんご自身による「講義概要」です。



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自然言語の文のなかで、もっとも単純な構文はA is Bのようなコピュラ文です。単純な構文だけに英語教科書の最初に、 This is a pen. My sister is a painter. Mary is the winner. などはかならず登場いたします。ところが一見、単純に思われるこの構文は、なかなか複雑でしかも豊かな構造を有しています。興味深いことに、この構文のポイントは、日本語の「ABだ」と「ABだ」の違いを正しく理解することによってかなり明確になると思われます。つまり、英語のコピュラ文の有する重要な点を生徒に理解させる有効な方法は、日本語の「は」と「が」の区別に生徒の注意を向けさせることなのです。この講義では、母語(日本語)のメタ言語意識を高めることが外国語の構文の深い理解にいかに重要であるかをお話しいたします。
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最終講義の後は、会場を新浦安のオリエンタルホテルに移し、懇親会が開かれました。およそ80名の参加者があり、西山ご夫妻との会話を楽しみました。

西山さんはまだまだお元気で、なにより、研究意欲が旺盛ですので、これからもいろいろな知的活動を展開されるものと思います。わたくしとのかかわりで言えば、今年度から始まった新学術領域研究「こころの時間学」でご一緒させていただいています。始まったばかりのプロジェクトですので、今後どんな知的興奮を共有できるのか、大いに楽しみです。

西山さん、まずはお疲れさまでした。今後とも健康に留意され、わたくしたちに知的刺激を与え続けてください。