2013年6月21日金曜日

応用言語学特論受講生の皆さん

きのう、久しぶりに皆さんの顔を拝見して、少し頼もしい顔になってきたかなと感じました。あ、これは全体的な印象で、中には、相変わらずという感じの人もいましたが、それはご本人が一番よくわかっていることでしょう。

さて、冒頭の「その後、どう?」という問いかけに対し、≪大学院というところがどんなところなのかよくわからなくなった≫という反応がありましたね。学部とは違って、教員から課題が投げかけれらるのではなく、自分で課題を見つけ、(教員の支援を受けながらも)自分でその課題と格闘するのが大学院であるということまでは気づいたようで、授業の時にも言いましたが、それが実感として湧いてきたのであれば、3か月の成果としては上々であると思います。

ただ、そこであきらめたり、甘えてしまわず、大学院で学ぶ意義を考える。まずは仲間と討論する。もちろん、教員を巻き込んでくれても大いに結構です。

考えるヒントとして、上野千鶴子(2008)『サヨナラ、学校化社会』ちくま文庫、ことにその第4章などは参考になるかもしれません。ついでに、章名に惑わされることなく第1章も読んでみる価値があります。なお、この本は院生の水谷君が≪先生がいつも言っていることと同じようなことが書いてありますよ≫と(呑み屋で)くれたものです。


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